激情を抑えない俺様御曹司に、最愛を注がれ身ごもりました


 タクシーが向かった先は、日比谷にある老舗ホテル。

 降車し、エントランスを入っていったところで連絡する間も必要なく潤子伯母さんが現れた。


「京香、待ってたわ」


 会うなり潤子伯母さんは私の姿を見て、「うん、いいわね」と微笑む。


「これで、実乃梨の代わりになってますか?」

「あの子以上よ、大丈夫。綺麗にしてきてくれてありがとうね」


 身代わりとしての合格をもらいホッとしたのも束の間、潤子伯母さんは「いきましょう」とロビーを歩いていく。

 向かった先は、ホテル一階のラウンジ。

 吹き抜けとガラス張りのラウンジは開放感があり、客席の雰囲気は西洋の貴族のお茶会にでも招かれたような豪華な雰囲気だ。

 ラウンジの受付に出向いた潤子伯母さんのあとについていき、後ろにぴったりと続く。

 潤子伯母さんが名前を伝えると、スタッフは「ご案内いたします」と奥へと先導していく。

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