激情を抑えない俺様御曹司に、最愛を注がれ身ごもりました


「いやぁ、菜々恵のミートソースすっごく美味しかったー! ご馳走でした」


 ダイニングテーブルに並んだミートソーススパゲッティとサラダはみんな空になり、子どもたちも「ごちそうさまでした」と行儀良く食卓椅子を下りていく。

 再びブロック遊びを始めたのを横目に、自分と子どもたちの食器をカウンターへ下げ始めた。


「きょんちゃん、いいよ、置いておいて。お客様なんだから」

「何言ってるの。遠慮する仲じゃないでしょ」

「ごめん、ありがとう。今コーヒー入るからね」


 リビングには、すぐにコーヒーのいい香りが漂ってくる。

 菜々恵は「きょんちゃんのお土産も出すね!」と、カウンターに返却された食器を下げ、代わりに私がお土産で持参したプリンアラモードをお皿に載せて四つ並べた。


「月、詩、きょんちゃんのお土産のプリン食べる?」


 遊んでいるふたりに声をかけてみると、ふたりは声を揃えて「たべるー!」と答える。

 再び自分たちの食卓椅子に戻りよじ登った。

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