激情を抑えない俺様御曹司に、最愛を注がれ身ごもりました
ふたりで住むのに最適な物件だとさっき聞いていたけれど、すでに玄関だけでそれが疑問に感じる広さを持っている。
大理石と思われる白い玄関を囲む、ガラス張りのシューズ収納。
靴集めが趣味な人なら間違いなく嬉しい広さだ。
靴も脱がず立ち尽くす私の横を、香椎さんは先にひとり玄関を上がっていく。
特に何も声がかからなかったため、もう一度「お邪魔します」と独り言のように言い靴を脱いで玄関を上がった。
白い大理石の床に白い壁、全体的に白い室内は明るい印象を与える。
玄関を上がってすぐを曲がる通路を進むと、リビングダイニングルームが広がった。
その豪華な部屋に「うわっ……」と思わず声が漏れる。
入って右手前にはフラットな対面カウンター式のキッチンが。カウンタートップには天然石を使用した豪華な造りだ。
そして、広がるリビングダイニング。
何より一番に目に飛び込んできたのは、正面に広がるガラス窓。
十八階からの素晴らしい眺望を楽しめるガラス窓の先は屋根のある広いバルコニーとなっていて、すでに植物が置かれ椅子とテーブルも設置されている。
部屋の中もモデルルームのようにすでにソファやダイニングテーブルなど家具も揃っていた。
ホワイト調のリビングは、大きなグレーのソファとラグが敷かれ、明るい印象のリビングになっている。
とてもセンスが良く、上品で落ち着いた雰囲気だ。