俺様御曹司の契約妻になったら溺愛過剰で身ごもりました
「え、そうだったの? 私、迷惑がられてるのかと思っちゃって」
「――そんなことはないです」
日菜子の言葉に善は少し怒ったように口をとがらせる。
「氷堂も! 喜ぶときはもっとそれらしい顔をしろ」
(それができたら、こんなにこじらせてない……でも……)
彼の言うとおりだ。わかってほしい、察してほしいじゃなにも変わらないことは、自分が一番よく知っている。
(この性格を変えたい。それなら、自分から動かないと)
日菜子は南を見つめ、ゆっくりと口を開く。
「南さん。ランチ、おともをさせてもらえたらうれしいです。よろしくお願いします」
「やだ。頭さげたりするところじゃないでしょ~。行きたいときはいつでも誘ってね! 嫌なときは断ってもいいし」
(誘ってね、かぁ。そんなこと、職場の人に言ってもらえたの初めてだな……)
感極まって、なんだかジーンとしてしまう。
「よし。じゃあ、今日はかわいい後輩の歓迎ランチだ!」
『かわいい後輩』も、もちろん初めてだ。日菜子はうれしさをかみ締める。
「――そんなことはないです」
日菜子の言葉に善は少し怒ったように口をとがらせる。
「氷堂も! 喜ぶときはもっとそれらしい顔をしろ」
(それができたら、こんなにこじらせてない……でも……)
彼の言うとおりだ。わかってほしい、察してほしいじゃなにも変わらないことは、自分が一番よく知っている。
(この性格を変えたい。それなら、自分から動かないと)
日菜子は南を見つめ、ゆっくりと口を開く。
「南さん。ランチ、おともをさせてもらえたらうれしいです。よろしくお願いします」
「やだ。頭さげたりするところじゃないでしょ~。行きたいときはいつでも誘ってね! 嫌なときは断ってもいいし」
(誘ってね、かぁ。そんなこと、職場の人に言ってもらえたの初めてだな……)
感極まって、なんだかジーンとしてしまう。
「よし。じゃあ、今日はかわいい後輩の歓迎ランチだ!」
『かわいい後輩』も、もちろん初めてだ。日菜子はうれしさをかみ締める。