先生と私の三ヶ月
 恵理さんとカフェのあとはバーに行って、日本で今、流行っているものの話とか、恵理さんが日本にいた時に流行っていたものの話で盛り上がった。

 それでバーを出たあとは恵理さんと肩を組んでシャンゼリゼ通りを歩いた。私たち青春しているねって酔った恵理さんが笑い転げていた。心配だったけど、恵理さんは元気そうだった。最後は笑って別れる事が出来て良かった。

 ホテルに帰って来たのは夜の9時だった。エレベーターを待っていると、声をかけられた。

「今日子」
 振り向くと紺色のスーツ姿の純ちゃんが立っていた。

「純ちゃん……!」
 今、一番顔を合わせたくない。
 胃がキリキリと痛くなり始めた。
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