心の温度
啓太も七海ちゃんも積極的にお手伝いしたいようなので、お皿やコップなどもダイニングに運んでもらった。

サラダや揚げ物、煮物を並べお吸い物も出す。
皆んなニコニコしながら塚田さんの音頭で
「啓太くん、七海ちゃん。おたふく風邪が治って良かったね!今日はお手伝いも頑張ってくれてありがとう。みんなで乾杯しようね。ハイみんなコップを持って〜 ではカンパ〜イ!!」

「「カンパーイ」」

「啓ちゃん、七海ちゃん。美味しいわありがとう」

「へへへ」
「ありがとうお婆ちゃん」と啓太も七海ちゃんも喜んでいる。

すると、玄関の呼び鈴ピンポン♪と鳴った。

「あ、きっとうちのお父さんだ!」と七海ちゃんが玄関に走り出し、啓太も追いかけて玄関に向かう。
私も急いで玄関へ行き鍵を開けると、普段着に着替えた真野主任だった。

「お父さんおかえりなさい!」
「おかえりなさい!」
「あのね、散らし寿司ねけいたくんとお手伝いしたんだよ〜美味しいよ」

「あ、そうか。2人ともお手伝いしてくれてありがとう。美味しい散らし寿司を早く食べたいな。」

「うん!こっちだよ」と七海ちゃんが手を引っ張る
真野主任は「北川さんお邪魔します。ありがとうございます」

「お仕事お疲れ様でした。子供達も知恵さんにも頑張ってもらったお料理美味しいですよ」

「はい。あ、お父さん、お母さんお邪魔します。いつも本当にありがとうございます」

「七海ちゃんパパ、お疲れ様です。あや〜コップ」

「は〜い」

「七海ちゃんパパお疲れ様!子供達がお手伝いした散らし寿司美味しいですよ」

「じゃあ、食べますね」
コップを持ち上げ、ジュースを一口のんでから散らし寿司を食べた。

その様子を啓太と七海ちゃんがジーと見ていた。

ニコニコ微笑んで 「美味しいよ」っと言った真野主任を見て2人で「ほ〜」「良かった〜」と叫んだ。

大人達はハハハと笑い、楽しく食べた。
< 71 / 330 >

この作品をシェア

pagetop