最強総長は姫を眠らせない。🌹
「拉致があかねぇ」
宙くんは180度ターンして回避すると改造銃を左手に持ち替え、グリップごと握り、右手で地面に突き刺さった木刀を抜く。
そしてバイクで走って行き、琉くんの改造銃を木刀で突き落とす。
「チッ」
琉くんは距離を取り180度ターンし、リアシートの紐の側面の取っ手から木刀をかっこよく外すと、スリップを生かし、ブルーに光り輝いたホワイトドラゴンのように前輪を上げウィリーで向かっていく。
琉くんはウィリーで避け、ワンハンドでグリップを持ち、両目をカッと見開くと至近距離で左手の木刀で殴りかかる。
「宙あ――――!!!!!」
木刀が目にも見えぬ速さでぶつかり合う。
――――ガキィーン。
お互いの木刀が真っ二つに折れた。
着地したバイクに跨った 琉くんと宙くんは木刀をお互い目掛けて投げる。
琉くんは避け、宙くんの左肩には木刀が当たった。
「ぐああっ!」
宙くんが悲痛な声を上げると、琉くんはその隙に突き落とされた改造銃を拾い、2連続で撃つ。