鷹臣くんは盗みたい

頬杖えをつきながら、そっけないため息をついた俺。


焦り顔の美月が、俺に迫ってくる。


「ちょっと鷹臣くん!
 いきなり何を言いだすの?」


だから、隠さなくていいって。


「俺が言いたいのは、ビビらなくても良くない?ってこと。

 あの海堂なら、笑顔で同じペンを買ってくれそうじゃん」




どうせ二人だけの時は

甘々な海堂に、愛されまくってるんだろ?



目と目を合わせて

『美月が好きだよ』

『私も好きだよ』

めっちゃ幸せなヤツ。



うわっ。

美月と海堂が微笑み合う姿。


想像したら、背中が震えだしちゃった。

うわぁ~ブルブルって。

気持ち悪い感じに。


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