婚約破棄から始まる悪役令嬢の焦れったい恋愛事情
ゴクリと喉を鳴らしたキャロラインを横目で確認してからフーッと息を吐き出した。
そして何事もなかったかのように笑みを浮かべた。
「でも私には関係ないので、お互いに後悔のない人生を歩めるように頑張りましょうね……!」
「ーーーちょっとッ!!その後、わたくしがどうなるか言いなさいよ!!貴女、性格悪いわよっ」
胸元に掴み掛かったキャロラインにぐらぐらと首を揺さぶられるのと同時に馬車も揺れる。
キャロラインも実際に思い当たる節があるのだろう。
見開かれて瞳はゆらゆらと左右に揺れていて焦っているように見えた。
「理由を話して下さい」
「……ッ!?」
「キャロライン王女殿下は、きっと変われますよ」
「………わたくしが、変わる?」
「はい、その為には自分と向き合いながら努力していかなければなりません」
「待ちなさいよ……!わたくしが変わるよりも、リロイが変わればいいのよッ!!!その方が王女らしい……そうでしょう?」
「……王女らしいかどうかは私には分かりません。今を変えるかどうかを決めるのは自分です。だからわたくしは王女殿下が自分で決めるべきだと思うのです」
キャロラインはそのまま黙り込んでしまった。
そして何事もなかったかのように笑みを浮かべた。
「でも私には関係ないので、お互いに後悔のない人生を歩めるように頑張りましょうね……!」
「ーーーちょっとッ!!その後、わたくしがどうなるか言いなさいよ!!貴女、性格悪いわよっ」
胸元に掴み掛かったキャロラインにぐらぐらと首を揺さぶられるのと同時に馬車も揺れる。
キャロラインも実際に思い当たる節があるのだろう。
見開かれて瞳はゆらゆらと左右に揺れていて焦っているように見えた。
「理由を話して下さい」
「……ッ!?」
「キャロライン王女殿下は、きっと変われますよ」
「………わたくしが、変わる?」
「はい、その為には自分と向き合いながら努力していかなければなりません」
「待ちなさいよ……!わたくしが変わるよりも、リロイが変わればいいのよッ!!!その方が王女らしい……そうでしょう?」
「……王女らしいかどうかは私には分かりません。今を変えるかどうかを決めるのは自分です。だからわたくしは王女殿下が自分で決めるべきだと思うのです」
キャロラインはそのまま黙り込んでしまった。