この恋が終わるとしても 僕は君と居たかった。

過去





「稔〜今日部活?」

「うん。部活」

「じゃあ帰ったらLINEしてね」

「りょ〜かい」

この会話ですら嬉しくて気分が上がった。

部活終わり

ただいまー

美月に早くメールしないと。

「お帰り〜」

美月はお帰りの後に可愛いスタンプを送ってくれるそういうところも好きだ。

「明日一緒に帰れる?」

「帰れるよ」と僕はすぐに返す。





「明日は一緒に帰れる?」

僕は、美月のメッセージを確認して返信をせずに別の女の子に先に返信する。

気づいたら朝になっていたりもした。

「稔。今週の日曜日遊園地に行こう。」

僕は、いつも美月が欠かさずつけるスタンプがないことに気がついた。

僕はいつもになく速いスピードで「いいよ」と打った。

気づいたら15件以上美月の通知を無視していた。











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