男装令嬢は竜騎士団長に竜ごと溺愛される
その後、
サラはしばらくカイルと共に幸せな時間を過ごした。
しかし、昼食前にカターナ国からの要人が来たと団員からの報告で、カイルは慌ただしく部屋を飛び出していってしまった。
後には護衛が二人、申し訳なさそうに部屋の入口に立っている。
カイルからは、くれぐれもサラの身に何か無い限り2メートル以上近づくなと念を押されたと言っていた。
昼食はボルテとルイと三人で取り、少し休んでからそろそろ支度をとマリーに促される。
その後は沐浴したり、肌に香油を塗られたり、フェイシャルマッサージや爪磨き、ありとあらゆる事を施され、サラは慣れないボディーケアにぐったりした。
世の中の令嬢はこんなにも日々、自分を磨き上げいるのかと尊敬の念まで浮かんできた。
その後、助っ人にと1人の使用人も加わり、三人がかりでドレスを着せられる。
この日の為に用意したドレスは、淡いアイボリー色で、一面に輝くスパンコールが縫い込まれ、胸元にはフワッとしたレースが一つ一つ丁寧に編みこまれた。
控えめな色柄ながらも、エレガントであり、気品と奥ゆかしさを感じるような、そんなデザインになっていた。
「まぁ、よくお似合いですわ。
サラお嬢様はお肌が白く、とてもきめ細かいのでこの淡いアイボリーが引き立ってとても素敵です。」
助っ人に来た使用人はサラを褒めちぎり、
その度にマリーは鼻高々に、サラを褒め称える。
「それはそうでしょう。
我がご主人様の大切な婚約者様ですから、サラお嬢様心もお優しくて、使用人にもお土産を買ってきてくれたりする、素晴らしい方なんですよ。
何しろご主人様が大変大切になさってまして、ほら今も入口に警備が二人立っているでしょう。選りすぐりの屈強な男達です。」
カンナがサラを褒めちぎるので、サラはだんだん恥ずかしくなってしまう。
「カンナさん、恥ずかしいのでその辺でやめて下さい…。」
「お嬢様はもっと、ご自身に自信を持つべきですよ?あの、カイル竜騎士団長の寵愛を一心に受けているんですから。」
「それにしても、今日は出来るだけ側にいると言っておられましたが、ご主人様はなかなか戻って来られませんね。」
マリーがそう言って時計を見上げる。
針はもうすぐ5時を指す。
晩餐会は6時には始まるので少し気が気では無くなる。
「カイル様もお着替えがあるのでしょう?」
サラも心配になってくる。
サラはしばらくカイルと共に幸せな時間を過ごした。
しかし、昼食前にカターナ国からの要人が来たと団員からの報告で、カイルは慌ただしく部屋を飛び出していってしまった。
後には護衛が二人、申し訳なさそうに部屋の入口に立っている。
カイルからは、くれぐれもサラの身に何か無い限り2メートル以上近づくなと念を押されたと言っていた。
昼食はボルテとルイと三人で取り、少し休んでからそろそろ支度をとマリーに促される。
その後は沐浴したり、肌に香油を塗られたり、フェイシャルマッサージや爪磨き、ありとあらゆる事を施され、サラは慣れないボディーケアにぐったりした。
世の中の令嬢はこんなにも日々、自分を磨き上げいるのかと尊敬の念まで浮かんできた。
その後、助っ人にと1人の使用人も加わり、三人がかりでドレスを着せられる。
この日の為に用意したドレスは、淡いアイボリー色で、一面に輝くスパンコールが縫い込まれ、胸元にはフワッとしたレースが一つ一つ丁寧に編みこまれた。
控えめな色柄ながらも、エレガントであり、気品と奥ゆかしさを感じるような、そんなデザインになっていた。
「まぁ、よくお似合いですわ。
サラお嬢様はお肌が白く、とてもきめ細かいのでこの淡いアイボリーが引き立ってとても素敵です。」
助っ人に来た使用人はサラを褒めちぎり、
その度にマリーは鼻高々に、サラを褒め称える。
「それはそうでしょう。
我がご主人様の大切な婚約者様ですから、サラお嬢様心もお優しくて、使用人にもお土産を買ってきてくれたりする、素晴らしい方なんですよ。
何しろご主人様が大変大切になさってまして、ほら今も入口に警備が二人立っているでしょう。選りすぐりの屈強な男達です。」
カンナがサラを褒めちぎるので、サラはだんだん恥ずかしくなってしまう。
「カンナさん、恥ずかしいのでその辺でやめて下さい…。」
「お嬢様はもっと、ご自身に自信を持つべきですよ?あの、カイル竜騎士団長の寵愛を一心に受けているんですから。」
「それにしても、今日は出来るだけ側にいると言っておられましたが、ご主人様はなかなか戻って来られませんね。」
マリーがそう言って時計を見上げる。
針はもうすぐ5時を指す。
晩餐会は6時には始まるので少し気が気では無くなる。
「カイル様もお着替えがあるのでしょう?」
サラも心配になってくる。