白虎の愛に溺れ死に。
「…匡、あの…、」
「ネクタイ、外してやろうか?」
「…え?」
言葉のとおり、私の右手右足を拘束していたネクタイを外し、意地悪に口角を上げながら今度はそれを私の首に絞める。
「はい、…自由になった。」
「…あの、匡?…わっ、」
彼の意図が分からず首を傾げた刹那、首につけられたリードをグイッと引かれ、倒れ込んだ先で…噛みつかれた。
「莉音、動いて?」
「…え、?」
「悪いと思ってんなら、俺のために腰振って…必死に尽くしてみろよ」
「…っ、」
食べるように唇を覆われて…、殺気の混じるそのオーラは漏らしそうなほど恐ろしいのに…
「…ん、…頑張る。」
「…」
「私、匡のためなら…なんでもする…、…ぁ、っ、あ」
「…そ?…じゃあお手並み拝見な?」
「ん、…んっ、んっ」
真っ直ぐ、乱れる私だけを映しだす青い瞳を狂おしいほど愛してる。
もっと独占してほしい、私に執着してほしい、殺したいほど愛してほしい。
…好き、愛してる、そんな言葉では言い表せないほど…
私は匡に支配されたい。支配されればされるほど、胸が疼いて快楽に染まって…、私は人生を謳歌する。
「…ん、…はっあ、匡…、」
「…何?」
「気持ち、い?」
「…、」
匡の腹上で必死に屈伸運動を繰り返す。
上がる息を隠す余裕もなく、部屋に響き渡る激しい嬌声。
「んー、それが限界?」
「…あ、…っふぅ、…もっと、…もっと頑張ります…ぁっ、」
「ふっ、…偉いね。じゃ、頑張って俺に謝罪して?」
「ん…、」
目を伏せて、中に感覚を集中させる。
どうやったら気持ちいのか、なんて…これだけ何度も体を重ねてきたのに分からない。
「…ん、はぁ…」
「っ、…締まってる。」
でも、とにかく自分が匡にされて気持ちいいことをすればいいのではないか…と。敢えてゆっくり、匡の形を馴染ませるように腰をスライドさせた。