白虎の愛に溺れ死に。
先ほどまでの貫くような刺激とは違って、お互いのものの感触を強く感じるスピードは…もどかしいけれど身震いするほど気持ちいい。
「…匡、気持ちいい?」
「ん、りー、上手。」
「…、」
最近、時々呼ばれるその名前が結構好き。
お世話係から卒業した匡が、私のことを身分関係なく、女として可愛がってくれているのが伝わってくるから。
「…匡、好き。大好き。」
「…知ってる。」
「うん、でも…もっと沢山知って?
この体は匡しか知らないし、私のここも匡専用だから…」
「…、莉音」
こちらに伸ばされた手を両手で掴んで、頬に当てた。
繋がった性器はもう完全に馴染んで、ひとつになってる。
このまま…ずっと繋がっていられたら、寂しくないのに。本当に…この世に私と匡しかいなかったら…ずっと片時も離れずそばにいられるのに。
「…匡、…匡も私だけのものでいてね?」
「…当たり前。」
「他の女の子に触らせないで?」
「ふっ、勝手だな。自分は他の男に触らせたくせに。」
「…わざとじゃないもん…。」
「わざとじゃなくても嫌。そもそも、お前を他の男に見せるのが嫌。」
「…」
体を起き上がらせて私を太ももに乗せて甘いキスをする匡は、珍しくヤキモチを隠さず、子どもみたいに不貞腐れていて可愛かった。
甘やかすように頭を撫でられ、猫が戯れるみたいに頬を擦り寄せられて。時折目をうっすらと開ければ、至近距離で光る青い瞳と目が合う。
「莉音、……もう一回聞く。なんでこんなとこで働いてたんだ?」
嘘も誤魔化しも効かない距離で見つめられて、…なんだかもう変なこだわりとか…どうでもいい気がしてきた。