白虎の愛に溺れ死に。
「……、来週、誕生日だから。…匡の」
「…」
気まずさにうつむいて、なんとかそう告げたというのに。
「ああ…うん、そうかなとは思ってた。」
「っ、…え?分かってたの?」
「まあ、タイミング的に?」
「…」
あっさりと返ってくるそんな言葉。
分かっているなら、なぜ「お仕置き」なんて言葉を使って私を虐めたのか…。理解が追いつかない。
ポカンと口を開けて固まる私の顎を片手でグイッと上げた匡は挑発的にこちらを見下ろして、再び危険なオーラを背負って口を開いた。
「…理由がなんであろうが、許す気ないよ?
たとえ全部俺のためでも…また同じことしたら、お仕置きどころじゃないから…覚悟しろよ?」
「…っ、覚悟、…ってどんな…」
考えなしに呟いたのが悪かった。
もう絶対同じことなんてする気ないんだから、黙っておけば良かったのに。
「…へぇ、またする気なの?俺に怒られるようなこと。」
「え?!違う…そういうことじゃなくて…」
せっかく甘くなりかけていた空気にまたピリリと棘ができる。
スッと表情を消した彼に、「あ、やばい。」と後悔したときにはもう遅く…。
「…知りたい?」
「え?」
「…気が変わった。今教える。」
「…っ、わ、」
「ちゃんと体に刻めよ?
もう一生、夜の街に来たくないって思うくらい…俺を怒らせたらどうなるか分からせてやる。」
いつの間にか視界がぐるりと周り、大理石のテーブルに上半身を押し付けられた。
「りー、テーブルの端持っとけよ?離したらもっとひどくする。」
「…え、ぇ、?匡…ふっ、ぅぐ、」
「甘えた声出してもダメ。まだ反省してないみたいだから、手加減はしねぇ。」
「、んぐ、…フ、」
指を口に差し込まれ、串刺しにするように後ろからも刺される。