MINE.
翌週、川崎さんが飲みに誘ってくれた。
「こっちが人事の三津で、こっちが営業の菱形。どっちもあたしたちと同期」
「うん? こんにちは?」
他部署だからなんとなくしか分からないけれど、同期なのは知っていた。川崎さんの紹介に二人が笑顔を見せる。
「呉野さんの交流広げようキャンペーンと聞いて」
「なんか楽しそうだからついてきた」
そんなキャンペーンが催されてるとは知らず、なるほど、と頷く。
会社近くの居酒屋に入って、他愛もない会話をした。
「松田さん、そんなに格好良いの?」
菱形くんが尋ねる。話題は主にわたしの恋愛話だ。