コーヒー店のアールグレイ女史

嬉しいことを言ってくれる西島だけど、もう終わりが近づていてる。

彼は今回の試験は自信があるのだろう。だから私にお願いをした・・・
彼は判事になりたいと言っていた。受かれば彼は私の所から離れていく。


始まりは朝のコーヒー店だった。
コーヒー店に行きながらもいつも紅茶を注文する私。
ある日アールグレイティーを注文すると、とびきり美味しかった。
「アールグレイティー、とても美味しかったわ。」とトレーを返却する時定員さんに伝えた。
「ありがとうございます。」そう、照れながら言ったのが彼だった。
それから毎日、彼の淹れてくれたアールグレイティーを飲むのが習慣となった。
彼は毎日「おはようございます・・・」「いってらっしゃい。」と言ってくれた。
そんな彼が可愛くてかわいくてしかたなかった。
でも決してLAVEではなかったのに・・・

彼にスーパーで会って、私のマンションでカレーを食べさせた。
その時だってただかわいい男の子だったのに・・・

いつからこんなになってしまったのだろう・・・


これで最後・・・


前と同じに・・・
おいしいカレー食べさせてあげないと・・・
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