❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
「でも、人間って勝手ですよね、祐志さんのちょっと強引なところに惹かれたのに、
極道の顔がちょっと見え隠れしただけで、怖いって思ってしまって、祐志さんは
もっと優しかったのになんて思ってしまって、私はわがままですね」

そこに、工藤組長が姿を現した。

「まゆ、しばらくここにいなさい、服部くんには言っておいたからな」

「私、帰ります」

「どうしてだ」

「だって、祐志さんに会いたいから」

「まゆ、服部くんには一人で考える時間が必要だ、彼は今、まゆに甘えて、
佐伯龍が表に出ようとしている、でもそれではダメなんだ、堅気として、
まゆと子供を守っていく服部祐志でなくてはダメだ、そのためには、
まゆの大切さを確認する時間が必要なんだよ」

その頃、俺はまゆのいない空間に違和感を感じていた。

服部祐志として生きていく決意を固めた時、俺は自分の夢である、

外科医を続けたかった、そのためには極道佐伯龍ではダメだと気づかされた。

それから俺は服部祐志を演じてきた。

< 132 / 263 >

この作品をシェア

pagetop