❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
俺はこの時、彼女を思い出していた。

確かに俺達は愛し合っていた。

でも俺が極道だと言うことを、彼女に隠していた。

それが彼女にとって、ショックだったのだろう。

自ら命を絶つことが、こんなにも覚悟がいるなんて、堅気のお前にとって、

相当の勇気がいることだったんだろう。

もし、お前が俺の命が長らえることを望んでいてくれたら、俺は生きる。

でも、許してくれないなら、俺はお前の元に行くよ。

俺は二発目の引きがねを引いた。
「仁、お前、また命拾いしたな」

龍、早くこい、俺の命があるうちに……

その頃、俺は仁からの着信を受け、奴がいる場所に向かった。

倉庫がいくつか、立ち並ぶ場所だった。

外から覗くと、仁だけ目視出来た。

仁は銃口を自分のこめかみに当て、緊張が伝わる。

まゆはどこにいるんだ。

スマホから若林の声が聞こえる。

俺は倉庫の周りの建物を確認した。

雑居ビルの横に車が停めてあり、チンピラが何人かウロウロしていた。

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