❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
しかし、まゆの表情から、気持ちが俺から離れていることはなんとなくわかった。

でも、俺はまゆを支える気持ちは変わらない。

なぜなら、まゆが惹かれている相手は極道、工藤飛鳥だからだ。

私は工藤さんの病室に戻った。

そこに功太さんが駆け込んできた。

「若頭、大丈夫っすか」

私は唇に人差し指をあてて、大きい声は出さないように伝えた。

功太さんは、申し訳ないと言う感じで頭を下げていた。

私は廊下に出るように促した。

「お嬢さん、若頭はどうしたんですか」

「ごめんなさい、私の責任です」

「えっ」

「工藤さんに無理な体制を取らせてしまって」

「若頭、我慢出来なくて、お嬢さんを抱こうとしたんですね」

私は恥ずかしくて真っ赤になるのを感じた。

「お嬢さん、わかりやすいっすね」

「もう、大人をからかわないで」

「でもよかったっす」

「そうね」

「お嬢さん、もし、その気がないなら、今のうちに若頭の前から姿を消してください、
若頭は結構本気っす」

「私は……」

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