君と付き合うまであと365日
「体力テストの時に助けてくれた!えっと…」


「……」



あ、あれ…?無視?


黙ったままじっと見下ろしてくる男子生徒に、名前もわからず私も黙ったまま見つめ返す。



「なになになんの音?…って、君大丈夫!?ちょっと、あっきー何してんの!」


「…なんかぶつかったっす」



中から出てきた、眼鏡をかけている大人しそうな男子生徒が、私の腕を引っ張って立たせてくれた。


真面目そうな見た目とは反して、案外話しやすそうな人だ。



「君、どこかの部活でも探してるの?」


「…『マジ恋』部じゃないっすか?さっき叫んでるの聞こえたんで」
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