君と付き合うまであと365日

いいやつ

「あ、秋元くんだ」



移動教室に向かっている途中、隣を歩いていた芽依がぽつりとこぼした。



「あっきもーとくーん!何してんの?」


「…げ」


「あ、今げ、って言った!?ねえ言ったよね!?」


「…言ってない」



何やら楽しそうに話している芽依たちに俺も近づく。



「ねえ明日の部活行く?」


「…気が向いたら」



秋元は俺を一瞬ちらりと見てから踵を返して行ってしまった。
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