君と付き合うまであと365日
「…そっか。俺は信じるよ。芽依は秋元のこと、信じてるから。だから俺も信じる」


「…あっそ」



秋元はぷいっとそっぽを向きぶっきらぼうにそう言ったが、その横顔は少し嬉しそうに感じた。


本当に秋元はただ誤解されているだけで、芽依の言っていた通り、いいやつなのかもしれない。


体力テストの日、芽依を助けたのも秋元だったし。



「俺のこと信じるって言ったやつ、おまえが初めてだよ。おまえ変わってるやつだな」


「なっ…変わってるって…」



だけど、こうして話しているとやっぱり秋元はただの男子高校生なんだとわかる。



「おまえも変わってるけど、あいつも相当変わってるよな」



秋元がふっと固く結んでいた口元を緩めて軽く笑った。
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