午後2時のカフェオレモーニング
店に戻った。
「今日は二人で歩いたからゆっくりで40分。ちょうどいいでしょ。」
「そうだね。」
「モーニング用意するね。すぐだから・・・でも今日はスープないわよ。」
「慌てないで。カフェオレとパンだけで十分だよ。」
「今日はどこに行くの?」
「小諸方面。懐古園やお寺に行って、その後お昼には蕎麦屋、お味噌を買って・・・高峰高原ホテルのカフェに行ってのんびりする。帰宅。・・・どう?」
「普段絶対しないことばかり・・・」
「のんびり、行きましょ。」
ユリの運転で二人は出発した。
「懐古園は9時からだから、その前に一ヶ所お寺に行きましょ。」
「混んでる?」
「この時期は混んでいないと思う。時間帯によっては混むから少し早めにしているわ。」
「ありがとう。」
「人混みイャなんだ・・・ねえ、あなたってそんなに有名なの?」
「芸能人ではないから一部のコアなフアンだけだけど、背が高いし目立つ。SNSとかには載せられたくない。」
「・・・わかったわ。だったら予定変更。」
「いいの? 行きたかったんじゃないの? 」
「あなたを連れて行きたいところは山ほどあるから。だから今日は高峰高原中心にするわ。ここは山登りの人が多いからこの時間ならもう出発していて人はいない。」
車を走らせた。
「ちょっと寄り道していい?」
「いいけど・・・」
「夜は家飲み。だから食材を少し買うの。」
「帰りじゃなくて今?」
「夕方だといいものはなくなってしまうのよ。あなたは車の中で待っていていいから、すぐだから。」
「わかった。」