ゾンビから逃げてたらイケメンヴァンパイアに懐かれちゃった件について。
少女の名前は、由香と言うらしい。
由香は私が「いいよ。」と言うとすぐに高級車が到着し、流れるような動きで気付けば高級車の中にいた。
「何年生?」
「高校1年生です!美優さんは?」
「私も高校2年生。一個下だね」
年は近いと思っていたけど、一個下だったか。
「美優さんは何の能力を持っているんですか?あ、ちなみに私は風を操る能力です!数値もBのフツーのものですけど」
風を操る能力かぁ〜
生まれてくる子供の約7割がある特殊能力を持って生まれてくる現代社会。
能力と、その威力の数値はD,B,A,S,というランクがあり、そのランクによって学校でもクラスが分かれる。
「私は浄化と言霊。」
「じ、浄化と言霊!!え、Sランクのものですよね!浄化なんて聞いたことがないんですけど・・・・・・!それに二つも能力を持っているだなんて!めっちゃすごいじゃないですか!!」
興奮しながら詰め寄ってくる由香ちゃんに、苦笑いを浮かべる。
「能力検査の時にこの二つがあって、大人たちが物凄くびっくりしてたのを覚えてるよ・・・・・・」
子供は7歳の小学校に上がるのと同時に能力検査をするんだ。