ゾンビから逃げてたらイケメンヴァンパイアに懐かれちゃった件について。

 普通はAランクを一つ持っていて貴重にされるから、私の時はみんな騒いでいた。

 Aランクは百万人に一人、Sランクは千万人に一人というのが当たり前だから・・・・・・・。

 どのように扱われるかわからないということで、私は能力でクラスが分かれる学校でも普通科に通っている。

「せ、千万人に一人ですよ!?奇跡です!!!驚くのが普通ですよ!」
「そ、そんなに?」
「じ、浄化ってどのような力何ですか!?あっ!私を助けてくれた時に使ってた・・・・・・!」
「それだよ」

 普段はあまり使わないけど、浄化は、汚れを落としたり水を綺麗にしたり傷や病気などを治すことができる。

 この脳力のおかげで、私は今まで病気にかかることなく過ごしてきた。

「ゾンビの自我を取り戻すこともできるし、傷口とかも治せる。あと、洋服の汚れとこも落とせるかな」
「傷口も治るんですか!?治癒能力に近いものでかね?」
「うーんちょっと違うかな?治癒能力ってさ、限界があるでしょ?ここまでしか治せませんよっていう」
「そうですね。」
「でも、浄化の力にはそういう限度がないんだ。何でも治せるの。亡くなってさえいなければね。」
「えぇぇ!!そんなんですか!?」

 そう、浄化がただの治癒能力と違う理由は”治せるものの限度が無い”という点である。

 治癒能力には風邪や怪我などの簡単なものの治癒しかできないのだが、浄化にはその限度が存在しない。

 その人が亡くなってさえいなければ、どんなひどい傷でも一瞬で治すことが可能。
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