年上のお姫さま
王子様が十六歳になり成人式を迎えた。
急に、祖国へ帰れと国王に言われた。
ロクスが私以外と結婚しないと言い出したのだから邪魔になったのだろうか。
兄や国民の功績で、祖国は属国から同盟国にランクアップしたそうだ。
そして、無理矢理連れて行かれた可哀想なお姫様を返すことを求められ続けたそうだ。
だから帰っていい、と。
「わかりました」
私はさっさと国に送り返された。
祖国ではパレードを開かれた。
国民全員が愛する美しいお姫様はもう可憐な少女でもないのに、皆が泣いて喜んでくれた。
「レミリア……」
唯一の肉親になった兄も号泣して喜んでくれた。
「お兄様、いえ国王、レミリアはただ今帰りました」
「おかえり……」
嬉しいはずなのに。
夜には体が疼いた。
生理の時ですら胸は揉まれたのだ。
生理の時はとても具合が悪くなる。
どうしようもないと思っていたが、王子様に胸を揉まれると気持ちよくて楽になることがわかった。
「こんな張っているのに揉んで大丈夫なのか? 具合悪そうだが平気か?」とすごい心配された。
「乳首を……んっ……気持ちいいです。ああっ………あああっ!」とか、普段よりも感じた。
「そんなに生理が酷いとはな。よく効く薬とかがあるなら世界中から取り寄せるが……」
「そんなのより、早く夫に十ヶ月止めて頂きたいものですわ」
「レア……」
「一度妊娠すると、つらかった人も軽くなると言います」
「俺、頑張るから待ってて」
「はい」
そんな気恥ずかしい会話までしていた。
自分で体を触ってみる。
物足りない。