おかしな婚約破棄の結末は‥⁉︎
「「!!?」」

「この国には馬鹿しかいないのか?」


恐らくドアを挟んで話を聞いていた髪の長い王子様がいつの間にか私の後ろから歩いてきます。

デジャヴです。

そして唖然とするミント公爵の手を叩き落としました。
髪の長いの王子様が私を庇うように前に立ちます。


「あ、貴方は‥!」

「まさか、フィナンシェ殿下!?」


私はフィナンシェ殿下を見上げました。
どうやら隣にいる美形の男性も"殿下"だそうです。


「今までのやり取り、全て聞かせてもらった」

「‥っ」

「なっ、何故、フィナンシェ殿下がこんなところに‥!?」

「フィナンシェ、殿下‥?」


フィナンシェ殿下と目が合いました。
優しく私を見つめています。


「キャンディ、君を守ってみせるから」


私は思わず小さく頷いてしまいました。

そして話の流れからすると、どうやら私は"キャンディ"という女の子になってしまったようです。
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