おかしな婚約破棄の結末は‥⁉︎
それに最近はあの子達にも会っておりません。
寂しくて辛いはずなのに‥涙すら出てきませんでした。
こんな下らない人生、全て捨ててしまいたい。
ただ流されるだけの自分が大嫌いでした。



そして卒業パーティーの日。



ガレット殿下とその隣にいるマドレーヌ様が私を見下しながら笑みを浮かべています。

嫌な予感は的中するものです。
何を言われるか、大体は分かっていました。

けれど私には受け入るという選択肢しかありません。




私は目を閉じてその時を待ちました。


ーーーそして


目を開けると目の前に広がる大空に息が止まりました。
私は一瞬何が起きたのかがわからずに、ゆっくりと周囲を見渡しました。


「大丈夫ですかッ!?」

「意識はありますか?」


赤い光と聞いたことのないようなピーポーと繰り返し鳴る音に驚いていると、頭に激痛が走りました。
何が起きたのか把握出来ないまま、私は意識を失いました。
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