おかしな婚約破棄の結末は‥⁉︎
そして目が覚めると白くて狭い部屋の中にいました。
固い感触‥手に握られている緑色の石を見て私は驚愕しました。
マカロンの瞳の色と同じ石だったからです。
私は一瞬で状況を理解しました。
マカロンが姿を具現化出来なくなる程に力を使い、私の願いを叶えようとしたのだと。
「マカロン‥ッ」
私は悲しくて苦しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
マカロンが残してくれた精霊石を握りしめてベッドで一晩中泣きました。
そしてお手洗いに行こうとした時でした。
私は無意識に"トイレ"の文字を読むことが出来て、見たことも触ったこともない道具なのに使い方も知っていました。
まるで別人が動いているような感覚でした。
そして目の前の鏡で自分の姿を見た私は更に驚いたのです。
私は私ではない人になっていました。
黒い髪に茶色の瞳をした可愛らしい女の子です。
声が出ない程に驚きました。
明らかに此処は私が居た国ではありません。
そんな不思議な体験はまだまだ続きます。
先程から会う人会う人、大体が同じ髪色に瞳の色です。
白い生地のワンピースの侍女がテキパキと世話をしてくれます。
「お名前は?」「住んでいるところは?」「家族は?」そう聞かれても、何一つ答えることが出来ませんでした。
そして突然現れた白い服を着た初老の男性が私に言います。
「貴女は記憶喪失です」
私はこの子の記憶を引き継いでいませんでした。
ならば記憶がなくなっていることにしていた方がいいでしょう。
続けて男性は私に言いました。
「貴方の名前はアメリです」
固い感触‥手に握られている緑色の石を見て私は驚愕しました。
マカロンの瞳の色と同じ石だったからです。
私は一瞬で状況を理解しました。
マカロンが姿を具現化出来なくなる程に力を使い、私の願いを叶えようとしたのだと。
「マカロン‥ッ」
私は悲しくて苦しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
マカロンが残してくれた精霊石を握りしめてベッドで一晩中泣きました。
そしてお手洗いに行こうとした時でした。
私は無意識に"トイレ"の文字を読むことが出来て、見たことも触ったこともない道具なのに使い方も知っていました。
まるで別人が動いているような感覚でした。
そして目の前の鏡で自分の姿を見た私は更に驚いたのです。
私は私ではない人になっていました。
黒い髪に茶色の瞳をした可愛らしい女の子です。
声が出ない程に驚きました。
明らかに此処は私が居た国ではありません。
そんな不思議な体験はまだまだ続きます。
先程から会う人会う人、大体が同じ髪色に瞳の色です。
白い生地のワンピースの侍女がテキパキと世話をしてくれます。
「お名前は?」「住んでいるところは?」「家族は?」そう聞かれても、何一つ答えることが出来ませんでした。
そして突然現れた白い服を着た初老の男性が私に言います。
「貴女は記憶喪失です」
私はこの子の記憶を引き継いでいませんでした。
ならば記憶がなくなっていることにしていた方がいいでしょう。
続けて男性は私に言いました。
「貴方の名前はアメリです」