友達婚~5年もあいつに片想い~
急に、子供が欲しくなった。

大樹との子供なら、私、何人でも欲しいよ。

そして私は、眠りについた。


「おい、梨衣。」

大樹に起こされ、時間を見ると、既に夕方になっていた。

「何も掛けないで寝たら、風邪引くよ。」

「うん。」

あーあ。洗濯物も畳まないといけなし、夕食の買い出しもしなきゃいけないし。

でも、身体が動かない。

「具合悪いの?」

「ううん。」

でも、身体が重い。

「そう言えばさ。」

大樹は急に、私の横に座った。

「散歩の途中で、友達と会ったよ。」

「友達?」

「大学のね。そうしたら、もう子供がいてさ。ちゃんと、パパしてた。」

大樹、さっきまでしかめ面だったのに、笑ってる。

「そいつ、大学生の時には、“俺は子供はいらない”って、一緒に言ってた仲間だったのに、今は子供にメロメロだった。」
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