友達婚~5年もあいつに片想い~
「なんで、早く言ってくれなかったんだよ。」

「だって……」

押し寄せる快楽に、もう考えられない。

「そうしたらもっと早く梨衣を、この腕の中に抱き締められたのに。」

胸がキュンとする。

「私達、知らない間に、両想いだったんだね。」

「そうだな……梨衣……」

その後も、廊下で激しく求められて、私達はようやくこの結婚が、間違いじゃなかったことに、気づいたのだ。

「あーあ。だけど、廊下でするとは、思ってなかったな。」

ズボンを履きながら、大樹がため息をついた。

「何よ、自分からしてきたんじゃない。」

「玄関であんな事言われたら、普通するでしょ。」

「分かんない、その思考回路。」

服を着て、私はカバンを持ちながら、リビングに行った。
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