友達婚~5年もあいつに片想い~
それにしても、大樹が私の事を好きだった?

知らずに私達、両想いだったって事なのか。

「ふふふ。」

笑顔が止まらない。

そしてバッグからスマホを取り出すと、あずからの着信が入っていた。

「あず……」

それと同時に、メールも入っていた。

【無事、帰れた?】

【帰った。ありがとう。おやすみ。】

あずに返信して、スマホを充電した。

あずには、ちゃんと会って話したい。

私の話なんか、もう聞きたくないだろうけど。

「なあ、梨衣。俺から竹中に、もう一度話すか?」

「何て話すの?」

「竹中を振ったのは、梨衣がいたからだって。」

「それ、また問題を起こしそうだから、止めて。」

そんな事言ったら、梨衣が告白した時には、もう私達付き合っていたように聞こえるじゃないの。
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