友達婚~5年もあいつに片想い~
「あずにはちゃんと、私から話すから。」

「そうか。でも、それも問題起きないか?」

大樹と私は顔を合わせた。

「心配ないわよ。私とあずの仲は、そう簡単に壊れないから。」

「そうだといいんだけどね。」

意味深な回答をして、大樹はシャワーを浴びに行った。


きっと大丈夫。

大樹に振られたって、私と大樹が結婚するって聞いたって、私の側にいてくれたあずを信じる。


そして翌日。

私は昼休みを狙って、あずを呼び出した。

「ええっと、まずは昨日、メールくれてありがとう。」

「ううん。」

あずは、いつもと同じで冷静だ。

私一人がテンパっているようで、余計に緊張する。

「あのね、大樹の事なんだけど。」

「うん。また痴話喧嘩?」

あずはクスクス笑っている。
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