その瞳に映すもの

 「とりあえず、無駄な時間を省く為に、

毎日スケジュールを立てて行動してたか

な……。僕は凡人だから、それなりの結果

が欲しければそれなりの努力をしなければ

いけなかったから、年齢を重ねていく毎

に、睡眠時間を削っていって、とにかく短時

間で良質な睡眠を心掛けるようにしてたか

な……。最終的に、3時間睡眠でいけるよう

になったから、休みの日とかは、21時間分

のスケジュールを立ててその通りに予定を

こなしていっていたよ。……ぶっちゃけ、夏

休みとか冬休みの長期休みだと、2.3日位は

ほぼ寝ずに色んな事してた気がする……。

楽器系の習い事の基礎を積むのがめちゃく

ちゃ大変だったかなぁ……」

 「……僕は、綾瀬君の事を小学生の時の

ピアノのコンクールで知ったんですけど、綾

瀬君の事がとても印象に残っていたんで

す……。ここで言うような話ではない事は

重々承知の上なんですけど……普通、ピアノ

のコンクール会場って、コンクールに出場

する人だけでなく、保護者同伴という

か……保護者が熱心だから子どももある程

度の成績を残せる物なんですけど、綾瀬君

は……保護者の方いませんでしたよね?」
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