年下御曹司の箱入り家政婦
私はギュッと目を閉じると
────櫻ちゃんごめん!
心の中で叫んで櫻ちゃんの足を
自分のかかとでガンッと思い切り
踏みつけた。
それが項をそうして
私はようやく開放される。
「うっ────羽菜ちゃん......
そうきたか(泣).........」
櫻ちゃんは足を押さえてしゃがみこむと
痛みに顔を歪めている。
「櫻ちゃんが悪いんだからね!
いきなりこんなキスして」
私は肩で息をしながら
真っ赤に頬を染めて抗議の目を向ける。
櫻ちゃんは──いてぇ(泣)と足を擦りながらもはぁっと溜め息をついてムクッと立ち上がった。
可愛い顔してる癖に180センチを優に越える
櫻ちゃんに羽菜は思わず怯んで一歩下がるが
負けまいと小さな体でキッと睨んで威嚇する。
そんな羽菜の威嚇も櫻介の目には
可愛い仔犬が虚勢を張っているように
しか映らない。
「僕、謝らないから────」
櫻介は腕を組むと挑戦的な目で
羽菜を見下ろす。
信じらんない!
許可なしにキスをしておいてその態度は!?
こっちはファーストキスだというのに(怒)
「いくら好きだからって許可なしに
キスしたら犯罪だよ!!」
「じゃあ警察にでもつきだしたら?」
「そ、そんなこと...
出来るわけないじゃない···────」
「だよね───」
櫻介の勝ち誇ったような笑みにムカムカと怒りがさらに込み上げる
私がそんなこと出来ないの分かってて
足元見てるわね(怒)
「私は櫻ちゃんのこと男の人として
ぜーーったい見ないから!!」
「いんや、羽菜ちゃんは僕のこと
ぜーーーーたい好きになる!!」
「好きにならない!!!」
「好きになる!!」
「ならない!!!」
「なる!!!」
これではきりがない...
私ははぁっと息を吐いて脱力した。
私が櫻ちゃんのこと弟としてしか見てないことは本人も自覚しているはずなのに...
弟として思っていた相手を今さら恋愛対象になんて無謀ではないのか...
しかし櫻ちゃんのこの自信はどこから沸いてくるのか?
「ど、どうしてそんなに自信があるの?」
「僕より羽菜ちゃんを愛してる男も
幸せに出来る男も他にいないから···────」
清清しいほどの言い切る櫻ちゃんに
私は返す言葉が見つからない。
「9年間も片思いしてきたんだ。
羽菜ちゃんを諦める選択肢なんて僕にはないよ。だから、羽菜ちゃんも真剣に僕と向き合ってほしい...」
ずるいよ、櫻ちゃん───そんな真剣な瞳を向けられたら突き放すことなんて出来ない。
────櫻ちゃんごめん!
心の中で叫んで櫻ちゃんの足を
自分のかかとでガンッと思い切り
踏みつけた。
それが項をそうして
私はようやく開放される。
「うっ────羽菜ちゃん......
そうきたか(泣).........」
櫻ちゃんは足を押さえてしゃがみこむと
痛みに顔を歪めている。
「櫻ちゃんが悪いんだからね!
いきなりこんなキスして」
私は肩で息をしながら
真っ赤に頬を染めて抗議の目を向ける。
櫻ちゃんは──いてぇ(泣)と足を擦りながらもはぁっと溜め息をついてムクッと立ち上がった。
可愛い顔してる癖に180センチを優に越える
櫻ちゃんに羽菜は思わず怯んで一歩下がるが
負けまいと小さな体でキッと睨んで威嚇する。
そんな羽菜の威嚇も櫻介の目には
可愛い仔犬が虚勢を張っているように
しか映らない。
「僕、謝らないから────」
櫻介は腕を組むと挑戦的な目で
羽菜を見下ろす。
信じらんない!
許可なしにキスをしておいてその態度は!?
こっちはファーストキスだというのに(怒)
「いくら好きだからって許可なしに
キスしたら犯罪だよ!!」
「じゃあ警察にでもつきだしたら?」
「そ、そんなこと...
出来るわけないじゃない···────」
「だよね───」
櫻介の勝ち誇ったような笑みにムカムカと怒りがさらに込み上げる
私がそんなこと出来ないの分かってて
足元見てるわね(怒)
「私は櫻ちゃんのこと男の人として
ぜーーったい見ないから!!」
「いんや、羽菜ちゃんは僕のこと
ぜーーーーたい好きになる!!」
「好きにならない!!!」
「好きになる!!」
「ならない!!!」
「なる!!!」
これではきりがない...
私ははぁっと息を吐いて脱力した。
私が櫻ちゃんのこと弟としてしか見てないことは本人も自覚しているはずなのに...
弟として思っていた相手を今さら恋愛対象になんて無謀ではないのか...
しかし櫻ちゃんのこの自信はどこから沸いてくるのか?
「ど、どうしてそんなに自信があるの?」
「僕より羽菜ちゃんを愛してる男も
幸せに出来る男も他にいないから···────」
清清しいほどの言い切る櫻ちゃんに
私は返す言葉が見つからない。
「9年間も片思いしてきたんだ。
羽菜ちゃんを諦める選択肢なんて僕にはないよ。だから、羽菜ちゃんも真剣に僕と向き合ってほしい...」
ずるいよ、櫻ちゃん───そんな真剣な瞳を向けられたら突き放すことなんて出来ない。