雨宮課長に甘えたい【2022.12.3番外編完結】
「本当に総務に異動になったんですか?」
頭に布団を被ったまま聞いた。
総務にいたと言われても全く記憶にない。
「うん。少しだけ総務にいたよ。でも、今は宣伝部に戻れたから」
良かった。
「ところで奈々ちゃん、ずっと布団被ってるの?」
「雨宮課長が変な事ばかり言うから、気まずいんです」
「変な事?」
「ど、同棲だなんて」
「俺と同棲しているって気まずい?」
「当たり前です! 雨宮課長の事は会社の人ぐらいしか思ってませんから」
「会社の人か……。そうか。奈々ちゃんの認識ってそんなもんだったのか。ちょっと傷つくな」
ハハッと笑う声が全然傷ついているように聞こえない。
むしろ、私をからかって楽しんでいるようにしか思えないんですけど。
雨宮課長って、こんなに意地悪だった?
「だが、事実なんだ。俺は奈々ちゃんの事が好きだから一緒に暮らしている」
好きだなんて……困る。
これ以上、混乱させないで欲しい。
「やめて下さい! 私には恋愛感情はないって言ってるでしょ!」
頭に布団を被ったまま聞いた。
総務にいたと言われても全く記憶にない。
「うん。少しだけ総務にいたよ。でも、今は宣伝部に戻れたから」
良かった。
「ところで奈々ちゃん、ずっと布団被ってるの?」
「雨宮課長が変な事ばかり言うから、気まずいんです」
「変な事?」
「ど、同棲だなんて」
「俺と同棲しているって気まずい?」
「当たり前です! 雨宮課長の事は会社の人ぐらいしか思ってませんから」
「会社の人か……。そうか。奈々ちゃんの認識ってそんなもんだったのか。ちょっと傷つくな」
ハハッと笑う声が全然傷ついているように聞こえない。
むしろ、私をからかって楽しんでいるようにしか思えないんですけど。
雨宮課長って、こんなに意地悪だった?
「だが、事実なんだ。俺は奈々ちゃんの事が好きだから一緒に暮らしている」
好きだなんて……困る。
これ以上、混乱させないで欲しい。
「やめて下さい! 私には恋愛感情はないって言ってるでしょ!」