暑い夏は冷たい晴に恋をする
「ということなので、一瀬先生!私フリーですよ!付き合ってくださいよ!」
一瀬先生は一気にムスッとした顔をした。そんなあからさまにならなくても…
「無理に決まってるだろ。そもそも生徒と教師だぞ。」
『生徒と教師』この言葉の壁はホントにでかい。否定できないし、乗り越えることも出来ない。
「やっべ、俺、5限目の宿題やってねぇんだよ。なっちゃん見せてくんね?」
「うっ、うん。」と返事をして、準備室室を出た。一瀬先生、めげずにまた来ますからね!
でも、すぐにめげてしまいそうになった。なぜなら…
「晴先生。お時間大丈夫ですか?」
すれ違った先生がそうなことをいって社会科室に入っていったから。
美人で学校1男子に人気な、朱理先生が。