暑い夏は冷たい晴に恋をする
気になって仕方なかったけど、時間もないので、振り返らずに教室まで走った。でも、授業が始まっても頭の中は2人のことでいっぱいだ。



「なっちゃーん、生きてるー?」


いつの間に授業が終わっていた。こうくんは隣で手をヒラヒラ振っている。


「ねぇ、やっぱり、男から見ると、朱理先生って素敵?」


「朱理先生?そりゃまぁ、美人だし、スタイルいいし。男の憧れって感じ?」
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