暑い夏は冷たい晴に恋をする
次の日、学校に着くなり、朝から準備室に向かった。朝ならスクールバックにプレゼントを忍ばせられるからね。
放課後に狭山先輩とデートがあるけど、でも私の気持ちはるんるんだ。
「一瀬先生ー!メリークリスマス!」
「うるさ。」
いつも通りありがとうございます(?)って、一瀬先生の机の上には、プレゼントがいくつか置かれている。
「ブレゼントがある?!一瀬先生これ誰に貰ったんですか?」
「しるか。朝来たら置いてあったんだよ。」
誰が一瀬先生にプレゼントを…。くっくやしい…。
「あの私もプレゼントあるんですけど…」
私は努力の末に買ったネクタイピンを一瀬先生に差し出した。うちの学校は生徒同士であろうと、プレゼントを持ってきちゃ行けないが、暗黙の了解で先生方も見ぬふりしている。