暑い夏は冷たい晴に恋をする
「これでいいか?」
コンビニで一瀬先生が選んだのはショートケーキが二個入りのシンプルなやつだ。
一瀬先生と食べられるならなんでもいいと答え、一瀬先生は無言でレジまで持って行った。
コンビニを出ると一瀬先生は公園に繋がる大通りではなく、以前私が不良に絡まれた小道の方へ歩いていった。
「先生?そっち公園じゃないよ?」
「んー、そうだな」
何を言ってるんだろう?訳が分からないまま一瀬先生についていった。
「先生?どこ行くっガッ」
頑張っえ追いかけていたら、いきなり一瀬先生が止まるのでぶつかってしまった。
「その先生ってやめろ。」
えっ…それは告白!?っは、自意識過剰すぎるよね。でもポジティブに捉えちゃうよー!
「誰かに聞かれたら俺が犯罪者に見えるだろ。」
あっそゆことですか。確かに、先生って呼ぶのはまずいかな。じゃあなんて呼ぼう。あっそうだ!
「晴くん!」