暑い夏は冷たい晴に恋をする
「付き合ってる噂って本当だったの?」
桜木ちゃんと一通りの話を終えると、黙って聞いてたこうくんが口を開いた。
「なわけないよ!私は一瀬先生一筋だもん!」
「だよね〜。じゃあクリスマス一緒にいたっていうのは?」
「それは本当にだよ。でも色々あって…付き合ってるわけじゃない!」
「そーなんだー」
深く聞いてこないあたりこうくんだよな。この性格はほんとにありがたい。
「それで、僕になんの用?」
昼休み、屋上に狭山先輩を呼び出した。変な噂がたってる以上、人前で2人きりにはなりたくなかった。