暑い夏は冷たい晴に恋をする


「えー!!!連れてきて貰えるの!?」



教室に戻るなり、桜木さんは頬を染めて喜んでいる。なんて可愛いんだろう。



「ありがとう!なっちゃん!私頑張るから!」


周りにルンルンと擬音が見えてきそうだ。この子に酷いこと言ったら私が明先輩を凝らしめてやる。


「でもいいの?なっちゃんが狭山先輩に連れてかれるって知ったら怒る人がいるんじゃなーい?」



隣の席で話を聞いていたこうくんが口を挟んだ。怒る人?そんな人いないと思うけど…


「どっかの教師が分不機嫌になっちゃうよ」



教師って…まさか一瀬先生!?なっなっなんで?!


「まぁ色々とさじっくり考えなよ!今から準備室にノート届けるんだけどなっちゃんも行く?」



「行く!」


相変わらずねと、苦笑いする桜木さんは愛おしい。明後日、何としても成功させないと。何をかはわかんないけど!





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