暑い夏は冷たい晴に恋をする
「失礼ですが、あなた母親なのに何も分かってないですね!私の方が堤先輩のこと知ってますよ。」
「なんなのあなた!失礼な子ね、ほんと、ダメな人にはダメな人が集まるのよ」
「私はダメかもだけど、先輩はダメじゃない!」
「ダメって…」
「何笑ってるんですか!」
先輩は何がおかしいのかクスクス笑っている。いつも通りの先輩の顔に戻って安心した。
「母さん、おれ、医者にはならないよ。まぁ医療関係につきたいとは思ってるけど。とにかくやりたいことがあるんだ。成績は確かに落としたけど絶対戻す。俺がなりたいものの為にもね」