暑い夏は冷たい晴に恋をする
「あのっ、今日はほんとにありがとうございました!お礼したいんですけどあいにく手持ちもないし…時間もないしなので…」
お金があれば、そこの自販機で飲み物とか、スーパーでお菓子の詰め合わせ的なのを買ったのだが、時間もお金もない。
「そんな、気を使わないで。」
須磨さんは、少し考える顔をした後、にこりと笑った。
「そうだ、連絡先教えてよ。今度ゆっくり話そう。その時、きちんとお礼してもらおうかな。」