暑い夏は冷たい晴に恋をする
確かに…ゆっくりお礼した方がいいよね。私はカバンからスマホを取り出して、須磨さんと連絡先を交換した。
私の連絡先は、お父さん、お母さん、兄弟、こうくんだけだったのに、いきなり男の人の名前が入ってしまった。(こうくんを恋愛対象として見てないようです)
『ハルカ』書かれたその文字を何度も見直す。少し照れくさいや。
「それじゃあ。ひとつ前の駅でおろしちゃってごめんね。遅刻しないように頑張ってね。」
須磨さんは手を降ってお見送りしてくれた。確かに、走らないと遅刻しちゃう。
私は振り返って一礼して、学校までダッシュした。