ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
うっかり、国王と聖女ではなく、エドとシアになってしまった。目を丸くして、三人を見ていたアンセルムが噴き出した。
「聖女様と、兄上は仲良しなんですねぇ……!」
「な、仲良しって!」
「え、違うんですか?」
エドが叫ぶのに思わず真顔で返してしまった。親友のヨアキムほどではないだろうけれど、そこそこ仲良くできていると思っていたのに残念だ。
「いや、間違ってないが!」
よかった。友達だと思っていたのはシアだけじゃなかった。そもそも、最初に友人になりたいと言ってくれたのはエドだったではないか。
シアに向かって微笑むアンセルムの愛らしさに、思わずくらっと来た。
十歳男児、超可愛い。
シアには妹しかいなかったし、その妹はシアのことを憎んでいた。こんなにも素直に慕われるのは初めての経験だ。
「南の離宮に遊びに行ってもいいですか?」
「陛下がお許しになったら、ぜひいらしてください」
エドは、即位した頃から〝冒険者〟として活動している。
冒険者としての活動はまだ続いているし、街で会った時にはシアも彼のことをエドと呼ぶけれど、ここでは違う。
「聖女様と、兄上は仲良しなんですねぇ……!」
「な、仲良しって!」
「え、違うんですか?」
エドが叫ぶのに思わず真顔で返してしまった。親友のヨアキムほどではないだろうけれど、そこそこ仲良くできていると思っていたのに残念だ。
「いや、間違ってないが!」
よかった。友達だと思っていたのはシアだけじゃなかった。そもそも、最初に友人になりたいと言ってくれたのはエドだったではないか。
シアに向かって微笑むアンセルムの愛らしさに、思わずくらっと来た。
十歳男児、超可愛い。
シアには妹しかいなかったし、その妹はシアのことを憎んでいた。こんなにも素直に慕われるのは初めての経験だ。
「南の離宮に遊びに行ってもいいですか?」
「陛下がお許しになったら、ぜひいらしてください」
エドは、即位した頃から〝冒険者〟として活動している。
冒険者としての活動はまだ続いているし、街で会った時にはシアも彼のことをエドと呼ぶけれど、ここでは違う。