ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
イドリスの言う「外での夕食」の意味が、想像していたものと全く違うと知ったのは、その夜のことであった。
シアとイドリスは揃って網の前に立っていた。
網の上に並べられているのは、新鮮な貝である。
網に載せてしばらくすると、貝がぱかっと口を開ける。焼きあがったら好みでレモンを絞り、他の味付けはなしで食べるのだ。
「ほらほら、食べて食べて!」
焼きあがった貝を皿に載せ、イドリスはシアに勧めてくる。遠慮なくシアもいただくことにした。特に味付けをしなくても絶妙な風味である。
「貝がこんなにおいしいなんて!」
シアは目を丸くする。こんなに贅沢をしていたら、あちらに戻ってからの食生活が心配かも。
「エドさん、海老焼けましたよ、海老!」
大きな海老を丸々一匹網にのせていたものがちょうど焼きあがったので、エドの前に持っていく。
「悪いな」
「いえいえ」
エドの側に海老の皿を置く。なんとなく、彼の側を離れたくなくてそのまま隣に腰かけた。
視線を巡らせれば、ヨアキムは少し離れたところでシャーミルと話し込んでいる。主を持つ者同士、いろいろと話題が尽きないのかもしれない。
シアとイドリスは揃って網の前に立っていた。
網の上に並べられているのは、新鮮な貝である。
網に載せてしばらくすると、貝がぱかっと口を開ける。焼きあがったら好みでレモンを絞り、他の味付けはなしで食べるのだ。
「ほらほら、食べて食べて!」
焼きあがった貝を皿に載せ、イドリスはシアに勧めてくる。遠慮なくシアもいただくことにした。特に味付けをしなくても絶妙な風味である。
「貝がこんなにおいしいなんて!」
シアは目を丸くする。こんなに贅沢をしていたら、あちらに戻ってからの食生活が心配かも。
「エドさん、海老焼けましたよ、海老!」
大きな海老を丸々一匹網にのせていたものがちょうど焼きあがったので、エドの前に持っていく。
「悪いな」
「いえいえ」
エドの側に海老の皿を置く。なんとなく、彼の側を離れたくなくてそのまま隣に腰かけた。
視線を巡らせれば、ヨアキムは少し離れたところでシャーミルと話し込んでいる。主を持つ者同士、いろいろと話題が尽きないのかもしれない。