ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
「シャーミルは反対しないのね?」
「イドリス様がどこに行こうが、お守りするのが私の仕事ですから」
危ないことはしてはいけないと反対するかと思ったシャーミルは、特に反対する様子は見せなかった。
イドリスの立場上、魔物が多数いたり、呪われたりしている場所に行くことは珍しくない。どんな状況下でもイドリスを守るのは自分の役目だと自分に言い聞かせているようでもあった。
「なら、俺が先に行く。シアは、はぐれずついてこい」
そう言ったエドを先頭に、魔物の様子を見に行くことになる。
水を蹴って進むのは、慣れない感覚だ。
エドはシアの手を離そうとせず、ずっと握りしめたまま。
海の中の景色に見とれたりして、皆からはぐれてしまうなんてことはないのに、シアが迷子になるのを心配しているのだろうか。
「……だんだん、気配が濃くなってくるね」
イドリスが、不安そうに声を上げる。その気配は、シアにもわかった。
魔物退治の時には、瘴気の気配を追う。魔物は瘴気から生じるものだから、魔物の気配を追えばどこにいるのかだいたいわかる。
(……けっこう、大きな魔物のような気がする)
「イドリス様がどこに行こうが、お守りするのが私の仕事ですから」
危ないことはしてはいけないと反対するかと思ったシャーミルは、特に反対する様子は見せなかった。
イドリスの立場上、魔物が多数いたり、呪われたりしている場所に行くことは珍しくない。どんな状況下でもイドリスを守るのは自分の役目だと自分に言い聞かせているようでもあった。
「なら、俺が先に行く。シアは、はぐれずついてこい」
そう言ったエドを先頭に、魔物の様子を見に行くことになる。
水を蹴って進むのは、慣れない感覚だ。
エドはシアの手を離そうとせず、ずっと握りしめたまま。
海の中の景色に見とれたりして、皆からはぐれてしまうなんてことはないのに、シアが迷子になるのを心配しているのだろうか。
「……だんだん、気配が濃くなってくるね」
イドリスが、不安そうに声を上げる。その気配は、シアにもわかった。
魔物退治の時には、瘴気の気配を追う。魔物は瘴気から生じるものだから、魔物の気配を追えばどこにいるのかだいたいわかる。
(……けっこう、大きな魔物のような気がする)