ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
今、アンセルムの手に止まっている鳥は、自然の中で生きるからこそ愛らしい。部屋に閉じ込めてしまったら、きっとすぐに元気を失ってしまう。
「……そっか」
アンセルムがしょんぼりとした。そんな表情をさせたかったわけではないのだが、罪悪感がむくむくと込み上げてくる。
「殿下のお部屋には、ベランダやバルコニーのようなものはありますか?」
「あるよ!」
「でしたら、パンをそこに置いてあげるといいでしょう。この子は、パンが好きですから」
いろいろな種類の鳥がシアの暮らす離宮前に集まってくるけれど、果物を好むもの、パンを好むものと様々だ。
同じ種類の鳥でも、個体によってなにを好むかが違うこともあり、そういった鳥達の違いを観察するのも楽しい。
「……来てくれるかなあ」
「来てくれますとも。他の鳥もたくさん遊びに行くと思いますよ――でも、餌台の設置には、陛下のお許しを得ないといけませんね」
マルは鳥達と意思を通じ合わせることができるから、アンセルムの部屋にも行ってもらうよう、マルに伝えてもらえばいい。
「兄上、餌台が欲しいです! 小鳥に遊びに来てもらいたい! いいですか?」
「……そっか」
アンセルムがしょんぼりとした。そんな表情をさせたかったわけではないのだが、罪悪感がむくむくと込み上げてくる。
「殿下のお部屋には、ベランダやバルコニーのようなものはありますか?」
「あるよ!」
「でしたら、パンをそこに置いてあげるといいでしょう。この子は、パンが好きですから」
いろいろな種類の鳥がシアの暮らす離宮前に集まってくるけれど、果物を好むもの、パンを好むものと様々だ。
同じ種類の鳥でも、個体によってなにを好むかが違うこともあり、そういった鳥達の違いを観察するのも楽しい。
「……来てくれるかなあ」
「来てくれますとも。他の鳥もたくさん遊びに行くと思いますよ――でも、餌台の設置には、陛下のお許しを得ないといけませんね」
マルは鳥達と意思を通じ合わせることができるから、アンセルムの部屋にも行ってもらうよう、マルに伝えてもらえばいい。
「兄上、餌台が欲しいです! 小鳥に遊びに来てもらいたい! いいですか?」