ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
「だいじょーぶ、だいじょーぶ。君達ふたりなら、あの魔物を地上に海面まで引っ張り出すことができるでしょ」
「マル、あなたねぇ!」
シアはマルを掴もうとしたけれど、マルはするりとすり抜けてしまう。なにせ、マルの背中には天使の羽根がついているので。
「……家妖精って、そんなこともできたのか?」
カーティスが、真顔で問いかけてきた。普通はできないと思うが、シアには聞かないでほしい。
「マルは、自由奔放なので」
「それじゃ説明つかないと思うわね」
ルイザの方もあきれ顔だが、マルはマルなのでどうしようもない。そもそもマルは家妖精ではないし、それを言い出したら家妖精が家を離れてシアについてきているのもおかしいし。
「終わったら覚えてろよ!」
ダレンの魔術のおかげで濡れ鼠にはなっていないが、エドはかんかんである。シアは慌てて自分の魔力を放出した。
「か、加護を追加しておきますっ」
マルのしでかしたことを謝らなければならないが、今はそれどころではない。先に加護を追加しておくべきだ。無言のまま半眼でマルを睨みつけたヨアキムが、そのまま海の中に潜ろうとしていたので。
「マル、あなたねぇ!」
シアはマルを掴もうとしたけれど、マルはするりとすり抜けてしまう。なにせ、マルの背中には天使の羽根がついているので。
「……家妖精って、そんなこともできたのか?」
カーティスが、真顔で問いかけてきた。普通はできないと思うが、シアには聞かないでほしい。
「マルは、自由奔放なので」
「それじゃ説明つかないと思うわね」
ルイザの方もあきれ顔だが、マルはマルなのでどうしようもない。そもそもマルは家妖精ではないし、それを言い出したら家妖精が家を離れてシアについてきているのもおかしいし。
「終わったら覚えてろよ!」
ダレンの魔術のおかげで濡れ鼠にはなっていないが、エドはかんかんである。シアは慌てて自分の魔力を放出した。
「か、加護を追加しておきますっ」
マルのしでかしたことを謝らなければならないが、今はそれどころではない。先に加護を追加しておくべきだ。無言のまま半眼でマルを睨みつけたヨアキムが、そのまま海の中に潜ろうとしていたので。